「働きたい」気持ちを、不支給の理由にしないで!
障害年金・福祉における審査の透明化と、公正な運用を求めます
「働きたい」気持ちを、不支給の理由にしないで! 障害年金・福祉における審査の透明化と、公正な運用を求めます
- 提出先:日本年金機構及び厚生労働省
活動詳細
■ はじめに(活動の目的や概要)
この署名は、障害年金や障害福祉の審査において、「就労意欲がある」「通学できている」「就労できている」といった前向きな行動が、「障害の状態が軽い=支援不要」と解釈され、不当な不支給につながる構造の是正を求めるものです。
実際、厚生労働省(年金事業管理部会)の公表資料においても、不支給となった当初の審査で「就労意欲を評価した」という事実が明記されています
現状では、社会参加しようと努力する人や、回復のために動く人ほど支援から切り捨てられるという、あってはならない矛盾が起きています。私はこの実態を変えるために立ち上がりました。
(※注1)出典:「令和6年度の障害年金の認定状況についての調査報告書」への対応状況(日本年金機構)
募集期限は固定ではなく、署名の集まり具合により延長・短縮する可能性があります。
■ 活動立ち上げの背景・理由
1. 「前向きな意欲」が不利になる審査実態
行政の点検資料において、発達障害に関し「当初は就労意欲を評価(して不支給などに)した」という趣旨の記載があります。これは裏を返せば、本来考慮すべき「対人関係や意思疎通の困難さ」よりも、「働こうとする意欲」を理由に支援を断っていた実態があったことを示唆しています。
2. 不透明な審査と、揺らぐ信頼
(点検で支給へ変更) 令和6年度の精神障害等の不支給事案に対し、最新の点検結果(令和7年12月26日公表)では、令和7年3月25日処分分までの11,011件の点検が完了したとされています。 その結果、442件(約4.0%)もの事案が、当初の「不支給」から「支給」へと判定が覆りました。(※注2)
これは、およそ25人に1人の割合で、本来支給されるべき人が不支給とされていたことを意味します。 抽出調査ではなく、1万件を超える規模の点検でこれだけの変更が出たという事実は、「不支給判定の精度と信頼性」に深刻な問題があることを示しており、審査の透明性と説明責任が今まで以上に問われています。
3. 「判定記録の廃棄」報道への危機感
さらに、日本年金機構の職員が医師の判定記録を廃棄したり、別の医師に審査をやり直させたりしていた疑いが報道されました。 審査の過程(ブラックボックス)が不適切に操作され、その記録さえ残らないのであれば、当事者は不当な結果に対して声を上げることさえできません。
(※注2)出典:
■ 社会(提出先)がかかえる問題点は何か?
努力が仇となる構造:
就労意欲や通学の実績が「支援不要」の根拠にされやすく、その裏にある「支援があってやっと成り立っている実態」や「見えにくい困難」が軽視されています。
検証不能な審査プロセス:
判定記録の廃棄や曖昧な不支給理由により、行政の説明責任が果たされていません。
■ 具体的な要望(厚生労働省・日本年金機構へ)
私は以下の4点を強く求めます。
1. 「就労意欲」を不利益に扱わないこと
「働きたい」「回復したい」という前向きな姿勢を、等級落ちや不支給の理由にしないこと。就労や通学は「できている証拠」としてではなく、「どのような配慮・支援のもとで維持できているか」という視点で評価してください。
2. 判断基準を「能力」から「困難さ・支援の必要性」へ
「できること」の数だけでなく、意思疎通、環境適応、疲労の影響など、生活上の「困難さ」を中心とした評価運用を徹底してください。
3. 不支給判断の透明化・可視化
不支給通知は定型文ではなく、「どの事実をどう評価したか」が具体的に分かるものにしてください。また、現在の点検結果(変更件数等)を継続的に公表してください。
4. 審査記録の保全と手続きの適正化
判定記録の廃棄・改ざんを防ぐルールを明確化し、当事者が自身の審査記録を事後検証できる仕組み(記録の保存と開示)を担保してください。
■この署名の活用方法と今後のアクション
私は、この、署名活動だけで終わらせるつもりはありません。私自身が直面している現実に基づき、自らの行動をもって制度の闇に切り込んでいきます。 いただいた署名は、私が進める以下の活動を強力に後押しする力として活用させていただきます。
1. 不当な審査実態の「可視化」と発信
私自身が、まさにその不当な審査の当事者です。
私はIQが58であり、コミュニケーションには筆談が必要で、一般就労は極めて困難な状態にあります。それにもかかわらず、実際の審査では「身辺自立ができている」「学校に通えている」といった表面的な点ばかりが強調され、私が抱える本質的な障害の重さが軽視された結果、不支給という判定を受けました。
現在、国は2024年度の不支給問題について大規模な点検を行っていますが、肝心の「私のケースが適正に再点検されたのか」「どのような結果になったのか」という事実は、本人である私にさえ知らされておらず、全くわかりません。
そのため、私は自ら審査・点検結果の開示請求を行っています。 開示によって得られた事実や、行政が私の障害をどのように評価し、判断に至ったのかという過程については、個人情報に配慮しつつも、私自身が積極的に社会へ発信していきます。 審査の根拠や判断過程が外から見えにくい、いわば“ブラックボックス化”した状況を、私の事例を通じて可視化し、透明性と説明責任を求めて世論に問いかけていく覚悟です。
2. 徹底的な真相解明と、法的な戦いへの覚悟
現在、私の審査結果についても点検が行われていますが、もし誤りが認められ「支給」へと判定が覆ったとしても、それで「解決」として終わらせるつもりはありません。
「なぜ当初は不支給とされたのか」、その審査プロセスの記録を明らかにし、再発防止を求めることが私の責務だと考えるからです。
一方で、もしこの点検を経ても不当な判定が維持されるのであれば、私は決して泣き寝入りしません。 直ちに不服申し立て(審査請求)を行い、それでも是正されなければ、しかるべき法的措置を検討し、最終的には最高裁判所まで争う覚悟を持って戦い抜きます。 個人の結果がどうあれ、これは制度全体の構造を変えるための、私なりの戦いです。
3. 署名の提出先と役割
皆様からお寄せいただいた署名は、私が厚生労働省および日本年金機構へ要望書を提出する際に添えさせていただきます。
また、万が一、法的な戦い(審査請求や裁判)に進むことになった場合には、「これだけ多くの方が現状の審査体制はおかしいと感じ、是正を求めている」という「世論の意思」を示す証拠として提出します。
皆様の署名が、たった一人で国に立ち向かう私にとって、法廷や行政との交渉の場における最強の武器となります。 どうか、引き続きのご支援をお願いいたします。
■エールの使用法
ご寄付は任意ですので、ご署名だけ頂くことでも全く構いません。
それでももし頂けるようでしたら、お気持ちに感謝し、大変ありがたくお受け取りさせて頂きます。
また、皆様のお気持ちを無駄にしないよう、最後まで一層の責任を持って提出させて頂きたいと思います。
■プロフィール
中出 和希(なかで かずき)
ASD/ADHD/軽度知的障害の当事者です。言葉での表現が苦手なため、文章でゆっくり発信しています。
考える力・整理する力は比較的得意で、知覚推理は106でした。
検査歴:WISC(12歳の時)FSIQ67/鈴木ビネー(21歳の時)IQ58。
この署名は特定の団体・政党・宗教を代表せず、個人としての問題提起です。よろしくお願いします。
【大切にしている視点】SNSやこの活動を通じて、以下のような問いかけを続けていきます。
「人が自らを削って『社会の枠』に収まるのではなく、その枠の方を、誰もが入れる形に広げたい。」 『普通』のために無理をするのは、もう終わりにしたい。 人が変わるのではなく、環境が変わる社会へ。
この問いを胸に、障害年金のことや、誰もが生きやすい社会のあり方について発信し続けます。
■ SNS
X: https://x.com/o7v1yyzcf41627?s=21
Facebook: https://www.facebook.com/share/188YN13Dzt/?mibextid=wwXIfr
■最後に
実は、私は2024年12月に一度、「不支給」の通知を受け取っています。 当時、私はIQ58で筆談が必要な状態でしたが、審査結果では「学校に通えている(2025年3月卒業)」「身辺自立ができている」という点ばかりが強調され、私の障害の重さは否定されてしまいました。
その後、私は諦めずに、2025年1月から「ストラテラ(ADHD治療薬)」の服用を始め、4月からは「就労移行支援事業所」に通うなど、社会に出るための努力を重ねました。 そして2025年7月、社労士さんの専門的な力を借り、こうした通所や治療の実態も含めて2回目の申請を行った結果、なんとか事後請求での支給決定をいただくことができました。
しかし、これは決して手放しで喜べる「解決」ではありません。 私が学校に通い、その後も薬を飲み、移行支援に通っていたのは、障害と向き合いながらなんとか自立したいという必死の思いからです。 1回目の審査では、そうした「学校に通う努力」が、かえって「障害が軽い(支援不要)」と判断される理由にされてしまったのです。
私のIQやコミュニケーションの困難さは、不支給だった1回目と、認められた2回目で何ひとつ変わっていません。 変わったのは、「学校や移行支援に通う努力」を、「能力が高い」と見るか、「支援があってやっと維持できている」と見るか、その評価のされ方だけです。 そして、その正当な評価を得るためには、お金をかけてプロ(社労士)に頼らざるを得ませんでした。
「前向きに行動する人ほど、支援から遠ざけられてしまう」 「プロの力を借りなければ、努力が『不支給』の理由にされてしまう」
この矛盾した現実を肌で感じたからこそ、「自分だけが救われて終わりにしてはいけない」と強く思いました。
私がこの署名を続けるのは、これから審査を受ける誰かが、私のように努力を否定される理不尽な思いをしないで済むようにするためです。 どうか、皆様のお力を貸してください。ご賛同・拡散をお願いいたします。
募集期限は固定ではなく、署名の集まり具合により延長・短縮する可能性があります。
新着報告
毎日いろんなことがあり、ご報告が少し遅れてしまいました。
先日、ついに厚生労働省から「保有個人情報の開示決定通知」が届きました。
これは、私の障害年金審査の裏側でどのような点検が行われていたのかを知るための、大切な第一歩です。
実際に書類(証拠)が手元に届くまで、あと1週間ほどかかる見込みです。
書類が届き次第、来週中には中身をしっかりと確認して、改めて皆様に詳細をご報告します。
自分のペースではありますが、焦らず少しずつ、真実を確かめていこうと思います。
引き続き、見守っていただけると嬉しいです。
よろしくお願いします。
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