今必要なのは、正しい理解と認識の浸透と、各自が役目を果たすこと
要望書と署名簿を県内20の関係機関に提出して約1週間、4つの機関から受け取りの連絡、又は受取書の返送があり、うち1機関(新聞社編集局)からは私共の要望に対する返答書面も併せて頂いております。今後、残りの関係機関からの何らかの連絡や応答があれば、逐次ご報告するとして、その内容等については、後日まとめて皆さんにお伝えしたいと思います。
さて、以前にも述べましたが、今回の私共の要望書・署名簿の提出の大きなねらい(趣旨)とは、未成年者に対する感染対策、特に子ども達に対する「ワクチン」や「マスク」には重大な健康リスク(危険性)があること、そのことを現場の関係者に正しく理解・認識してもらい、立場ある責任者として適切な対策・対応を行って頂くこと、そのお願いと情報提供なのです。
最も問題なのは、市民、住民、子ども達と直接関わる現場(行政、教育、医療、マスコミ等)の責任者や担当者が、上部機関である政府や本社、業者等からの情報や通知などを無批判に受け入れ、盲目的に業務遂行し、大勢と異なるリスク情報は無視、あるいはデマと見なして軽視、自ら深く調査・考慮せず、思考停止して保身のみに専念、その結果、本来は心優しき優秀な日本人の多くが自身の役割や使命、やるべき事を全く果たしていない、その事が今の危機的状況を深刻化させていることです。
なので、今必要のは、盲目的にお上や御用学者、ビッグファーマの言う偏向情報のみ信奉していた現場関係者が、リスク情報も含めて科学的・客観的に正しい理解と認識を深めて、それぞれの立場・役割において、責任ある言動や対応を具体的に果たしてもらうことが、最も肝要です。
その一つの良例として、今注目されているのが、7月5日付で所沢市ホームページに掲載された下記の「教育長メッセージ」です。
教育委員会教育長の中島秀行氏は、正に「子どもの成長・発達を守る」べき行政トップの「教育長」として、自ら果たすべき役目・本分を「教育長メッセージ」という形で可能な限り表現、必要・適切な声明(方針)を教育現場や保護者に向けて発信されています。
さらに、「教育長雑感・発達と成長の観点から」として、上記の声明の背景となる自らの考えや想いを下記のような記事で紹介されています。
「カルチャーパークに大きな滑り台ができたという話を聞いたので、様子を見に出かけました。途中、雑木林を抜ける道を歩きました。森の空気を思いきり吸うと、力が湧いてくるような気がします。雑木林の独特の香りは、木々の発するフィトンチッドの香りだともいわれていますが、心を落ち着かせる効果があるようです。
しばらく歩くと、滑り台が見えてきました。「思ったより速かった」降りてきた男の子の得意そうな笑顔。ラグビーをしていた子供たちも、練習の合間、「遊ぼう!遊ぼう!」と競って駆け上がっていきました。私の頬も緩みます。虫取りあみと、虫かごを持った親子がやってきました。「クワガタ見つけたよ」。一緒にいた父親と、少し会話をして別れましたが、久しぶりに素顔で普通の会話が出来たことが、何だか新鮮に感じました。
感染症対策ではじまったマスクの着用ですが、「素顔を見せるのは恥ずかしい」「この方が楽」と自分を隠すために使われだした気がします。コロナが流行る少し前まで、コミュニケーション力の向上とか、自己肯定感とか、自分を押し出していけないと世界の中で活躍できない、といった意見があふれていたのに、マスクをつける習慣がしみついてしまった今は、すっかりなりを潜めてしまった感があります。
マスクについては、熱中症のリスクで語られることが多いですが、子供について言えば「発達」や「成長」という観点で、様々な問題が起こることが危惧されます。例えば、人を認知し感情を読み取る能力がその一つです。幼児は、トップヘビー図形と呼ばれる、両目と口の逆三角形で人の顔を認識し、相手の感情を読み取ったりしますが、子供のうちに多くの表情と触れあうことが大切なのは言うまでもありません。今や、家族を除いて、素顔に出会えるのは、TVやアニメの中の人物ばかりになってしまいました。生身の人間よりバーチャルな「人」に強くひかれるようにならないか…杞憂であればいいのですが。
嗅覚も同様です。嗅覚は五感の中でも、もっとも危険を察知する機能に長けていて、食欲や覇気にも影響を及ぼす大事な感覚ですが、20歳をピークに衰えていくとも言われます。若いうちに鍛えておく必要がありますが、マスクは嗅覚を阻害します。話題になっていませんが、とても心配なところです。また、今までも人は様々な病原菌にさらされて生活していますが、そのことによって、徐々に自己免疫力もついていきます。マスクで、病原菌を排除しすぎることで、本来は自然に培われていくはずの自己免疫力が弱くなり、大人になって、ちょっとした病原菌にも耐性がなくなる恐れもあります。
緊張した時、よし頑張ろうと思った時、心を落ち着かせようと思った時、私たちは深呼吸をします。子供たちには、外の空気を思い切り体に取り込むこと、季節の香りを感じること、人の喜怒哀楽を表情で確かめることをもっと経験してほしいと願っています。多少の感染症にも戦える、強い体に育ってほしいとも思っています。マスクの問題は、感染予防と熱中症の問題として語られていますが、殊に成長の過程にある子供たちにとっては、心や体の発達や成長の問題として、もっと議論されてもいいのではないでしょうか。
所沢市教育委員会教育長 中島秀行 」
https://www.city.tokorozawa.saitama.jp/kosodatekyouiku/kyoiku/rinjikyugyo/message.html
今、私達が求めているのは、こうした現場レベルでの認識の深まりと改革なのです。
それぞれの立場で、私達も自らの役目と責任を果たしていくことが最も大切です。
【熊本】子どもの心と体&未来を守る大人の会 代表 森川やすひろ