鉾之原 善章
今度の東海地区2枠目の選考で何が問題だったのか?
それは、このような選考は同一の選考基準によってなされるべきであるのに、この選考のみが別の選考基準によってなされたと考えられることである。
今回の他の一般枠出場28校の選出の、およびこれまでの長い歴史におけるほとんど全ての一般枠出場校の選出の基準は「秋季大会の試合成績ならびに実力」であった。
たしかに大会要項にはいくつもの選考基準がかかげられている。しかし、これまでの選考基準の実際の運用と選考結果を見ると、実際には、秋季大会の試合成績が、さらには候補上位校より下位校が明らかに実力上位ではないかが疑われた場合や同成績校のいずれかを選ぶ場合には成績と共に「実力」が、選考基準になってきたのである。
以上から、今回の東海地区2枠目の選考はこれとは異なる基準によるものであり、明らかに公正さと公平さを欠いたものである。
よって、日本高野連にはこれの是正を求めたい。