送り届けただけで介護じゃない?JR定期制度の見直しを求めます

送り届けただけで介護じゃない?JR定期制度の見直しを求めます
- 提出先:貨物を除くJR6社

作成者:ルリトウワタ
活動詳細
現在、JR各社の介護者定期券は、障害のある方と同一の列車に乗車する介護者にのみ適用されます。
そのため、通院・通所・通学・福祉施設などに障害者を送り届けた後、介護者が1人で帰る場合は、定期券が使えず、自費での移動となります。
しかし、実際の介護とは「同行中の物理的な介助」だけに限られるものではありません。
特に精神障害や発達障害などでは、列車内の付きいよりも、駅までの誘導・見守り・心理的支援などが重視される場合が多く、付き添いがなければ外出できない方も少なくありません。
にもかかわらず、JRの制度では「同じ列車に乗っていないから介護ではない」と見なされ、復路の移動が割引の対象外となります。
これは、現実の介護の形態に合っていない不合理な制限です。
私たちは、以下のような制度の見直しを求めます:
・障害当事者と「同じ日・同じ目的の移動」に関わる介護者であれば、列車に同乗しない場合や復路の単独移動でも、介護者定期の適用対象としてください。
・不正利用の防止策として、希望者には介護者を1名に特定する制度も選択できるようにしてください。(従来通り同一列車を条件に介護者を特定しないことも選択可能)
・支援の実態に応じて、複数の介護者が交代で支援することも考慮した柔軟な制度運用をお願いします。
教育、医療、福祉、就労など、社会参加のために移動支援は欠かせません。送り届けて、無事を確認し、帰宅するまでが介護です。
制度を、現実の介護に近づけてください。
どうかこの要望にご賛同ください。
トップ画像:FrameIllust様
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