多汗症患者の人生を奪う「ETS手術」を中止してください
多汗症患者の人生を奪う「ETS手術」を中止してください
- 提出先:厚生労働大臣 福岡資麿 厚生労働省保険局長 間 隆一郎
活動詳細
署名活動と趣旨
◾ 背景とお願い
なぜ今も切ってはならない自律神経が切られているのか
夫は2022年にETS手術を受け、その日を境に人生が一変しました。全身に後遺症が現れ、働くことができなくなり、障害年金を受給しながら必死に生活しています。 その傍らで私は、術後の夫を支え続ける日々の中で、この手術の被害に苦しむ人が日本に本当に数多くいることを知りました。特に若者が一生消えない後遺症を背負い、未来を奪われている現実に胸が張り裂けそうになります。
※ 手掌多汗症 ETS手術に関しての国会質疑の模様 (令和7年5月12日 参議院決算委員会)
◾ ETS手術とは
ETS手術は、多汗症(手のひら・脇など)を改善する目的で行われます。背骨近くの「交感神経」をレーザーメスで焼き切ることで発汗を止めます。しかし、この神経は体温調節・血流・消化・精神機能を担う「生命維持の要の自律神経」であり、破壊されれば二度と手術前には戻れないのです。
※ 代表的な後遺症である 「代償性発汗」
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◾ 30年前から重大な後遺症が明らかに
夫も含め、被害者は皆こう訴えています。
- 背中・お腹・下半身から大量に噴き出す代償性発汗(ほぼ100%発生)
- 冷え性・手足のしびれ・胃腸障害・徐脈・動悸・精神疾患・めまい
- 働けない・通学できない・外出すら困難になる重症化
- 術後創部の激しい疼痛
- 自律神経失調症の比ではない体調不良
これらの症状に苦しむ人は後を絶ちません。
※ ETS手術被害を報じる過去の新聞記事
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◾ 海外では中止・規制 日本はいまだに規制なし
スウェーデンでは禁止、台湾では未成年への施術を実質禁止。 それなのに日本では、 「安全」「翌日から働ける」「9割を超える方が満足しています」といった誤解を招く説明のもと、今も被害者が生まれ続けています。
※ 消費者庁 国民生活センターに寄せられた被害情報の一部
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◾ 私が署名を呼びかける理由
夫は、胸から下は常に汗でびっしょり濡れ、逆に胸から上は汗が出ず体温が下がらない「分断された体」にされてしまいました。熱中症を恐れながらの生活。かつての明るさは失われ、家族として支える私も共に人生を奪われた思いです。
被害者は医師から後遺症を否定され、診療拒否され、障害年金診断書すら断られるケースもあります。 海外で高額な「リバーサル手術」を受ける人が続出していますが、誰もが受けられるものではありません。
夫だけでなく、次々と同じ被害に遭っていく方々を見て、私は「もう一人でも被害者を増やしてはならない」と強く思いました。被害が表面化してから20年以上、厚労省に後遺症例の適切な報告が行われていなかったことも、先の国会質問で知りました。
◾ 私たちが求めること
- ETS手術の保険適用の中止と安全性の再検証
- 術後の全例追跡調査(術後3年以上の長期的後遺症の実態把握)
- 医療機関への厳格な行政指導(後遺症を隠さず報告する体制)
※ ETS手術によって体温調節機能が失われた様子
胸から下はいつも汗でずぶ濡れ状態のため冷えに悩まされ、逆に胸から上は汗をかけないため頭が冷えないという分割された体になってしまいます。常に熱中症を警戒しながら生活しなければなりません。ETS手術で分断された体です。
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■ ご覧くださった皆さまへ
私は夫と共に「生活の質を上げたい」と願い、この手術を選びました。けれども待っていたのは、説明とは全く違う現実でした。 体温調節ができない体は、職業はおろか生活範囲すら制限します。手の汗の悩みを解決するどころか、より重い発汗障害や神経障害を負わされてしまうなら、こんな手術など必要なかったのです。
医師からの正しくない情報により、患者や家族が合理的な判断の機会を奪われています。その結果、夫のように一生回復できない被害に苦しむ人が増え続けています。
「生活を良くするために受けた手術」のせいで、働けず、外出もできず、家族も共に苦しむ――これが現実です。誰のための医療なのか、問い続けずにはいられません。
私は妻として、夫の苦しみを毎日、目の前で見続けています。 同じ苦しみを味わう人を一人でも減らしたい。人知れず悩んでいる多汗症の人が未来を失わないために、どうか署名で私たちに力を貸してください。
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