太陽光開発に対する規制強化・パネルリサイクル義務化法案の早期成立を求めます

top-img-mobile

太陽光開発に対する規制強化・パネルリサイクル義務化法案の早期成立を求めます

  • 提出先:日本国政府・内閣総理大臣・国会議員
user_icon
作成者:太陽光開発と自然・未来を考える会

活動詳細

■ はじめに(活動の目的や概要)
国会に『太陽光開発に対する規制強化・パネルリサイクル義務化法案の早期成立』を求める国民の声を届けます。そうすることで同じ考えを持つ議員の方々の活動を後押しし、一日でも早い法案の成立を目指します。

■ 活動立ち上げの背景・理由

太陽光開発により木々が伐採され、かけがえのない日本の自然が壊される映像を見るたび、心が締め付けられる気持ちになりました。調べていくうちに、太陽光開発が「クリーンエネルギー」というイメージとは程遠く、環境破壊、災害リスク、そして大量の有害廃棄物という深刻な「負の遺産」を生み出していることがわかりました。
本来、正しく誠意をもって太陽光開発が行われていれば、これほど多くの人や自然を悲しませるものではなかったはずです。今からでも、未来のために正しい道筋を作っていく義務があると考え、本活動を開始しました。

■ 太陽光開発がかかえる問題点は何か?

太陽光開発には、今色々な問題があります

1. 無秩序な開発による「現在の」リスクと被害

現在の太陽光パネルの設置、特にメガソーラーの設置は、以下の理由から非常に危険で無責任な状態です。


●​環境破壊と災害誘発のリスク
十分な現地調査や住民説明のないままの設置、森林伐採による環境破壊・生態系へのダメージ。
傾斜地など災害リスクの高い場所での開発による土砂災害の誘発の危険。
景観悪化。
●​安全上のリスク
自然災害に弱く(地震・台風)によるパネル破損・飛散の可能性。
浸水による感電の危険 火災時、感電のため放水ができず大惨事になる恐れ 

などあげればきりがありません。

上記を考慮した国として厳しい規制が求められます。また、ぺロブスカイトなど新しい技術も生まれている今、エネルギー政策について再考を要求します。

2.増え続ける「未来の」負の遺産:パネル破棄問題

●​拡大生産者責任(EPR)の断念
環境省は、パネル製造業者や輸入業者にリサイクル費用負担を義務付ける拡大生産者責任(EPR)の導入を検討していましたが、20258月、他法との齟齬(そご)を理由にこの義務化を断念しました。
廃棄量と処理場の限界
現在でも、鉛やカドミウムを含む太陽光パネルは、有害物質の流出を防ぐ管理型最終処分場という特殊な場所に埋められています。 
2040年には、年間40万トンの太陽光パネルが廃棄されると言われており、このままでは廃棄場はすぐに満杯になり さらに廃棄場のための土地が必要になります。
●​違法廃棄のリスク
リサイクルが義務化されないことにより、安易な設置・違法廃棄・違法埋め立てのおそれが高まります。

​国が設置を進めていながら処分についての判断はあまりに無責任です。

CO2を吸ってO2をつくってくれる森や林を伐採し、廃棄後の埋め立てでまた土地を使うのは、本末転倒です。

欧米ではリサイクル義務化が進んでいます。日本も早急な法整備が必要です。

 嘆願内容(国会に求めること)

大規模開発に対する新たな規制の導入
●​山林、草原、湿地帯など自然環境を破壊する太陽光発電施設の設置は、原則的に禁止または厳しく制限すること。
●​傾斜地など、災害リスクの高い場所での太陽光発電施設の設置を原則的に禁止または厳しく制限すること。
●​設置許可の前提として、以下の提出と資金確保を義務化すること。
地域の環境影響評価に加え、詳細な防災対策計画。
廃止後の原状回復・パネル廃棄処理計画。
現在設置分に対しても上記が満たされない場合、撤去等の措置を講じること。
 住民合意形成の義務化
​●大規模な開発計画においては、地域住民への事前説明会を義務化し、住民の理解と合意を得るための明確な手続きを確立すること。
 太陽光パネルのリサイクル義務化法案の早期成立
●​製造者・輸入業者に対して、拡大生産者責任(EPR)を適用し、使用済み太陽光パネルの回収・処理・リサイクルを義務付ける法案を速やかに成立させること。違反した場合の罰則も併せて設けること。

 参考記事

[社説]地域と共生する太陽光発電に日本経済新聞 電子版 
https://www.nikkei.com/article/DGXZQODK08AOG0Y5A001C2000000/

釧路湿原を破壊して中国製パネルを並べてCO2は減るのか | キヤノングローバル戦略研究所 https://cigs.canon/article/20250916_9237.html

全国でメガソーラー火災相次ぐ 感電するため放水もできず 仙台市での火災は鎮火までに22時間 日没まで消防200人足止め | 長周新聞 https://www.chosyu-journal.jp/shakai/30181

太陽光パネルの再利用 努力義務で効果あるのか | 中国新聞デジタル https://www.chugoku-np.co.jp/articles/-/728344

共同声明】日本政府に対して太陽光パネルのリサイクル義務化を求めます | ISEP 環境エネルギー政策研究所 https://www.isep.or.jp/archives/library/15253

太陽光パネルのリサイクル制度と事業機会を徹底解説 – 日本の最新動向と海外比較 https://www.enegaeru.com/solarpanelrecyclingsystem-businessopportunities

■ 活動内容の詳細

VOICEでのオンライン署名活動
SNSでの活動報告、ともに活動してくださる方の募集
(今後行っていきたい事):街頭でのビラ配布・街頭署名の実施、店舗や企業への働きかけ

■エールの使用について

ビラ・署名用紙等印刷費
交通費
その他許可申請費用などの活動費や雑費

ご署名のみで全く構いません。(ご寄付は任意ですので)それでももし寄付頂けるようでしたら、お気持ちに感謝し、活動のため大切に使わせて頂きます。
皆様のお気持ちを無駄にしないよう、最後まで一層の責任を持って提出させて頂きたいと思います。

■ 団体(代表)プロフィール
太陽光開発と自然・未来を考える会:太陽光開発と正しく向き合い、自然も未来も守っていきたい。そういう思いで立ち上げた会です。みんなで思いを1つにすれば何でも出来るはず。署名・活動参加お待ちしています。

■ SNS  

Instaglam:   taiyoukou.sizen.mirai(立ち上げたばかりです。これから情報発信していきます。)




新着報告

新着情報はありません

メッセージ

2025/11/18
user_icon_photo
山川民哉
制度設計 杜撰 撤去費用 供託制度 

2025/11/13
user_icon_photo
古藤 崇
景観だけでなく、自然も壊されていくのには猛反対です。 ビラ配りでも何でもご協力できれば幸いです。

署名 / エールを贈る