北海道が壊されていく──鈴木直道知事へ メガソーラーと風力発電による自然破壊から北海道を守ってください

北海道が壊されていく──鈴木直道知事へ メガソーラーと風力発電による自然破壊から北海道を守ってください
- 提出先:北海道知事 鈴木直道

活動詳細
■ はじめに(活動の目的や概要)
「GX/DX計画と国家戦略特区の撤回・停止・見直しを求める署名」
北海道の森に舞う「雪の妖精」シマエナガ。守りたい自然の象徴です。
私は北海道旭川市に住んでいます。
北海道は、阿寒湖のマリモ、大雪山の高山植物群落、シマフクロウ、オジロワシ、レブンアツモリソウ、釧路湿原、そして「雪の妖精」シマエナガが舞う森など、世界に誇る自然の宝庫です。
しかし今、GX構想と国家戦略特区の名のもとで進められているメガソーラーや風力発電施設の乱開発が、北海道の自然・暮らし・安全保障に深刻な影響を及ぼしています。
■ 活動立ち上げの背景・理由
旭川市にもメガソーラー計画が、旭山動物園の近くに計画されており反対活動をしていますが、ふと思うと計画は北海道全域に広がっており、北海道全体の事を考えなくてはいけないと思いました。
人間の勝手な思いで進められている現実。
ブラックボックスのように、知らないうちに決められる大切なこと。
「このままでいいのかな?」って、思いました。
再生可能エネルギーを否定したいわけじゃないけど、現状の太陽光発電、風力発電は発展途上だと思います。
「自然を守る」って言いながら森を切り開いたり、「地域のため」と言いつつ地元の声を置いてけぼりにする今の進め方には、大きな矛盾を感じています。
きっと皆さまも私と同じ思いなのではと思います。
その皆さまの声を、北海道のトップに届ける。
そんな気持ちでこの署名を立ち上げました。
■ 社会(提出先)がかかえる問題点は何か?
💸 電気料金が高騰──暮らしへの直撃
再生可能エネルギーの普及に伴い、再エネ賦課金や容量拠出金などの新たな制度によって、電気料金の負担が年々増加しています。
・2025年度には再エネ賦課金が1kWhあたり3.98円に達し、一般家庭では年間約2万円以上の負担増
・太陽光パネルの廃棄費用も電気料金に含まれる構造で、国民が間接的に負担
・2024年度から導入された容量拠出金制度では、全国で約1兆6,000億円規模の費用が小売電気事業者に課され、月額1,000円以上の負担増の可能性もあります。
🏛️ 再エネ政策に潜む政治と利権の闇
風力発電や再生可能エネルギーの推進は、環境保護の名のもとに進められていますが、その裏側では政治的な利権や制度の不透明さが問題視されています。
💰 洋上風力と政治の癒着
2023年、自民党の再エネ議連事務局長だった秋本真利衆院議員が贈収賄容疑で起訴
→ 洋上風力の入札制度を特定企業に有利にするよう働きかけたとされる
企業側は約6,000万円の資金提供を行い、制度変更によって競争を回避しようとした構図が報道されている。
⚠️ 制度の不透明さと国民負担
再エネ賦課金や容量拠出金など、国民負担は年間2.7兆円以上に達している
風力発電の売電価格(例:13円/kWh)は、火力発電の燃料費(約4円/kWh)との差分が国民の追加負担となっている。
🧩 「絶対的正義」のレトリック
再エネ政策は「環境に良い」というイメージで推進されてきたが、景観破壊・森林伐採・中国依存・強制労働問題など、見過ごされてきた課題が多数存在
一部の政治家や企業が「グリーン成長」の名のもとに制度を操作し、利益を得ている構造が指摘されている。
このような背景を踏まえ、私たちは再エネ政策の本当の姿と制度の透明性を問い直す必要があります。
環境保護の名のもとに進む開発が、誰の利益のためなのか、誰が負担しているのかを冷静に見つめることが、未来の自然と暮らしを守る第一歩です。
⚠️ 太陽光パネルの廃棄問題と費用の不透明さ
使用済みパネルが山積みに。2030年代には年間50万トン以上の廃棄が予測されています。
・パネルには鉛・セレン・カドミウムなどの有害物質が含まれ、土壌・水質汚染の危険性。
・2022年から導入された積立制度は義務化されているものの、積立を行わない事業者も存在。
・結果として、将来的に自治体や住民が処分費を肩代わりする可能性
・実質的に廃棄費用が電気料金を通じて国民に転嫁されている構造
・最終処分場の容量も限られており、不法投棄や環境汚染のリスクが高まっています。
📍 開発が進む具体的な地域と事例
メガソーラー開発地域:
釧路市北園・昭和地区/士別市・剣淵町/苫小牧市/恵庭市/帯広市/北見市/標津町/浜中町/音更町など
特に士別市・剣淵町周辺では、カナダ資本の事業による大規模開発が進んでおり、住民説明の不足・農地破壊・地元合意形成の不在が問題視されています。
士別市周辺では約26万㎡に及ぶ計画地。自然環境や景観を損なう恐れがあります。
🌊 洋上風力発電の危険性
・北海道沿岸は地震・津波リスクの高い海域
・海底基礎構造の損傷によって風車倒壊・海洋汚染・電力供給障害が発生する可能性
・工事や回転による水質変化・騒音・振動が、漁場や海洋生態系に悪影響
メンテナンス・撤去費用の高騰、老朽化後の処理が不透明
・景観や観光資源への悪影響、住民の反発も広がっています
🌬️ 北海道では、広大な土地と風の強さを活かし、陸上・洋上の両面で大規模な風力発電が急拡大中です。
🏔️ 陸上風力の主な地域と規模
- 宗谷(稚内・幌延など)
→ 現在107基稼働+さらに160基の追加計画 - 檜山(江差・上ノ国)
→ 道内の設備容量の約4割を占める - 石狩・苫小牧周辺
→ 陸上と洋上が並行開発中、送電網強化も進行中
🌊 洋上風力の拠点と将来計画
- 石狩湾沖
→ 14基/11.2万kWで商業運転スタート(2025年)
→ 10万kWの蓄電池設備を併設 - 道南(檜山沖など)
→ 約29万kW規模の計画進行中 - 全道の洋上風力目標(2030年)
→ 最大1,173万kW(東京ドーム約2,500個分)
🛡️国防体制への深刻な影響
・自衛隊の訓練空域や防衛拠点の近隣に風力・太陽光施設が設置
・風車の高さと回転によってレーダー妨害・飛行訓練への影響が発生
・洋上風力は海上の防衛活動や航行の妨げになる懸念
・外資系企業によるインフラ開発が、有事の際の通信・監視・対応力の低下につながる可能性も指摘されています。
防衛省提供:風車が自衛隊のレーダーに与える干渉の例
🌲 森林環境税との矛盾──守るはずの森が削られる
2024年から全国民に課されている森林環境税(年間1,000円)は、本来「森林を守る」目的で導入されたはずですが、その一方で以下のような政策の整合性を欠く矛盾が問題視されています。
・再エネ開発により、全国で約2万3,000ha以上の森林が伐採
・阿蘇・知床・釧路など、景観や生態系に深刻な影響を与えるメガソーラー設置
・森林環境税の使途は不透明で、多くの自治体が活用せず積み立て状態
・森林伐採による土砂災害・乾燥化・火災リスクの上昇
多くの市民からも「森林税で守ると言いながら、再エネで削るのは本末転倒ではないか?」という疑問の声が寄せられています。
この矛盾は、再エネ推進政策の光と影を示しており、私たちの負担だけでなく、未来の自然の在り方そのものに影響する重大な問題です。
⚡ 蓄電池は“万能”ではない──再エネの不安定さを補えない現実
風力発電は自然の力を活用する持続可能なエネルギーですが、風の強さや時間帯によって発電量が大きく変動するという弱点があります。
その調整役として期待されているのが蓄電池ですが、現状では以下のような深刻な課題があります。
🔋 系統接続のギャップ
2024年末時点で実際に系統接続されている蓄電池容量は約17万kW
一方で、接続希望容量は約9,500万kW、契約済みでも約800万kWに達しており、希望と現実に大きな差
🧩 充電時の系統負荷と制限
放電は比較的接続しやすいが、充電は系統に大きな負荷をかける
そのため、「充電制限付き接続」などの暫定対策が2025年から導入予定
💰 収益性と技術の限界
蓄電池の導入には高額な初期投資が必要だが、電力市場での収益が不安定
現在主流のリチウムイオン電池は数時間の蓄電が限界
長時間対応型(NaS電池・レドックスフロー電池など)は商用化途上
このように、蓄電池は再エネの不安定さを補う“調整役”として期待されながらも、制度・技術・経済性の面でまだ十分に機能しているとは言えません。
北海道のように風力発電の導入が急速に進む地域では、蓄電池の整備が追いつかず、送電網や電力需給に歪みが生じる可能性もあります。
🗣️ 鈴木知事へお願い
北海道の未来を壊さないでください。
GX/DX構想と国家戦略特区の名のもとで進められるエネルギー開発は、道民の暮らし、かけがえのない自然、そして国の安全保障に重大な影響を与えています。
私たちはこれらの計画の
撤回・停止・見直しを強く求めます。
■ 活動内容の詳細
旭川市を、もっとあたたかく、もっとまっすぐなまちにしていきたい——
そんな想いで、市議会議員としての道を目指しています。
私は特別な肩書きもない、ふつうの市民です。
でも、ふだんの暮らしの中で感じる「ちょっとおかしいな」「このままでいいのかな」という違和感に、ちゃんと向き合いたい。
だから今は、身近な問題からひとつずつ、署名活動や市政への働きかけを通じて、声を届けています。
いま一番動いているのは、旭川市や北海道の自然を守るための取り組みです。
けれどそれだけでなく、「いじめ・虐待・非行」といった、
子どもや若者たちの未来を脅かす問題にも強い問題意識を持っています。
居場所がなくてつらい思いをしている子、
声をあげられずに孤立している家庭、
そんな誰かの“見えない叫び”に耳を澄ませて、
相談活動や、行政・支援機関との連携づくりにも力を入れています。
■エールの使用法
皆さまからいただいたエール(ご支援)は、
私が感じている社会や地域の「問題」を少しでも良くしていくための活動費として、大切に使わせていただきます。
そのお気持ちに、心から感謝しています。
■ 団体(代表)プロフィール
北海道・旭川市で、
自然や地域の声を大切にしながら、
メガソーラーや風力発電による乱開発の問題、
そして、いじめや孤立に悩む子ども・若者たちの声にも耳を傾けています。
「それって、本当に未来のため?」
そんな小さな違和感を、見過ごさずに声にしていくこと。
それがぼくの活動のはじまりです。
趣味は絵を描くことです。
やさしい未来を描いていきたいと思っています。
■ SNS
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