藤田紀久子
今の皇室は残念ながら平成時代の悪しき所業の堕落と怠慢が満ち満ちている。今上陛下雅子皇后陛下敬宮殿下への不当な抑圧を看過する自民党の政策にはウンザリである。昭和大帝と香淳皇后の戦後の国民の困窮に寄り添った姿勢と裏腹に、上皇と上皇后の「開かれた皇室」の美名の下、招待もされていない海外観光旅行の際限なき拡大とプロトコル無視の衣装の数々、国内では物産展視察や観劇、個人的趣味と思われる意義の感じられない視察、興味ないスポーツ大会の名誉総裁就任など枚挙にいとまがない。日本が少子高齢化社会の先陣を切っており、皇室も少子高齢化であり、必要な公務の棚卸しと、女性皇族を縛る皇室内男尊女卑の速やかな撤廃を望みます。