多田幸代
憲法では皇位継承は世襲としか定めていません。詳細は皇室典範で、ということですが、そもそも皇室典範は戦後に改定されたとはいえ、男女雇用機会均等法以前、会社勤めをしても寿退社、お茶汲みなどという言葉が当たり前、女性の定年は男性より早かった時代に制定されています。
国民の象徴たる天皇や皇室が、前時代的な性差別を根本規範とするのは明らかに憲法の精神に反しています。男尊女卑の民族であることを世界に広く宣言するようなものです。
大日本帝国時代には現人神様であらせられた天皇は、日本国憲法下においては崇め祀る神様にはあらず、国民統合の象徴ではないですか。私達の象徴が男子でなければならないのはなぜですか。血筋などという実体もなく、証明も困難な幻想を振りかざすのは時代錯誤の極みですね。
公務員のように国民に奉仕する実体もなく税金を使う皇族などを多く抱えることも然りです。特権階級は、象徴である天皇家で充分ではないですか。国会議員の歳費でさえ高すぎるのに、皇族を養うなど国民生活をあまりにもないがしろにしています。
まして、江戸時代までのような日本文化の担い手でもあったお公家さんでもない、、タレントまがいの宮家の存在を国民が望んでいるというのでしょうか。
直系長子で天皇制を維持するべきです。そして、皇族の肥大化は断固反対です。
皇室典範なる法律は、憲法違反でもあります。天皇や皇室は神様じゃありません。
署名活動全面支持です。